

野崎良太による楽譜シリーズの第5弾『The Memories』
この曲はJazztronikのアルバム『七色』にも収録された大人気ピアノ曲”Walk into the memory”のオリジナルヴァージョンです。
『THE MEMORIES』 収録曲名
・The Memories
・A part of the memories
以下本人による解説です。
この楽譜『The Memories』では中盤に”Walk into the memory”が現れます。実は”Walk into the memory”の原曲はこの楽譜通りの長いピアノ曲で、その1部分が”Walk into the memory”となって発表されていました。
https://soundcloud.com/jazztronik/walk-into-the-memory
その後、この楽譜(オリジナルヴァージョン)に近いアレンジはJazztronikのアルバム『Bon Voyage』に”The Memory”として収録されます。
https://soundcloud.com/jazztronik/the-memory?in=jazztronik/sets/bon-voyage
楽譜『The Memories』はその”The Memory”と”Walk into the memory”を足した編曲になっています。
もちろん中盤の”Walk into the memory”だけ弾いても曲として成立します。
そしてカップリングとして、五線に延々と和音のみが記されている『A part of the memories』という曲が収録されています。
この曲は『The Memories』のAndante Maestosoの部分(10小節)を拡大したものです。この部分は実はとても自由な箇所なので、そのAndante Maestosoの箇所でこの和音を弾いてほしいという拡大アレンジです。
この演奏が参考になるかもしれません。
https://soundcloud.com/jazztronik/the-memory?in=jazztronik/sets/bon-voyage#t=5:20
電子ピアノではなく本当のピアノで演奏するとより一層この協和音と不協和音の響きが楽しめると思います。
シンセサイザーなどで打ち込んだり、もしくはマリンバ等の音色で連打させても良い感じのミニマルミュージックが出来上がるでしょう。100%この『A part of the memories』に書いてある和音に従うのではなく、あくまで自由に演奏してもらうための指標の様なものと考えてもらえるとありがたいです。
沢山の方に弾いてもらえたらと思っています。